WordPressのプラグインを導入する際に重視すべき主な8機能

 

WordPressのプラグインが数多くありすぎて、何を導入すればいいかわからなくないですか?

 

私もWordPressのプラグイン導入にあたっては何をどの様に導入すればよいかがわかり辛いと感じています。

 

プラグインを導入して評価して削除するというような試行錯誤を繰り返しています。

 

ですので、そんなの方のために最適なWordPressのプラグインを選定する方法について、ものぐさSEなりに考察してご紹介していきたいと思います。

 

以下のような方に最後まで読んでもらえると役立つ情報かと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • WordPressのプラグインでどの様な機能を導入すればよいかわからない方
  • WordPressのプラグインでどの様な機能があるのかがわからない方
  • 自分に最適なプラグイン機能の選定方法がわからない方

 

はじめに

 

まずWordPressのプラグインを選定するにあたって、WordPressでブログを運営していく際にプラグインとして追加が必要となる機能(標準機能ではない機能)を整理していきたいと思います。

 

ものぐさSEの導入すべき機能の大前提としては、なるべく自分で行う必要がある手作業を省いて便利にしてくれるプラグインを導入した方がよいと考えております。

 

特にプログラミングを組む必要がある機能や、ファイル転送する必要があるような機能等は積極的にプラグイン化をはかりたいです。

 

手作業で時間のかかる部分を、プラグインが代わりに実施することで時間短縮が可能となりますので、その余った時間を少しでも執筆活動の時間にあてることが可能となります。

 

プラグインをいっぱい導入すると、WEBページを表示するスピードが遅くなることを心配されるかもしれませんが、そこは表示スピードにあまり影響を与えないような優秀なプラグインを選定すれば問題ないので、ご安心ください。

 

プラグインの主な機能

 

WordPressのプラグインとして提供される主な機能を以下のようにカテゴリ毎に整理しました。

 

セキュリティ関連

 

WordPressのセキュリティ対策を実施してセキュリティレベルを向上してくれる機能をセキュリティ関連としています。

WEBサイトにセキュリティ事故が発生し、多くの被害を与えてしまった場合は、サイト運営の継続が困難となってしまいます。

できるセキュリティ対策は全て実施しておいて損はないと思います。

手作業で網羅的にセキュリティ対策を実施するのはほぼ不可能かと思われますので、無くてはならない必須のプラグイン機能となります。

 

WordPressで行うべきセキュリティ対策の詳細については以下を参照願います。

 

セキュリティプラグインの詳細については以下に記載しています。

 

運用関連

 

WordPressを継続的に運営していくにあたって、色々なメンテナンスを実施する必要があります。

そのようなメンテナンス等の運用を支援してくれる機能を運用関連としています。

このような煩雑な作業を手作業で実施することはほぼ不可能かと思われますので、導入必須のプラグイン機能となります。

 

セキュリティプラグインの詳細については以下に記載しています。

 

SEO対策関連

 

テーマの導入時にも登場しましたが、SEO対策を実施する機能をSEO対策関連としています。

検索エンジンのためにWEBページを見やすくする対策をSEO対策としています。

こちらも複雑で、素人が手作業で実施することはほぼ困難かと思いますので、導入必須のプラグイン機能となります。

 

SEO対策関連の詳細については以下に記載しています。

 

表示スピード改善

 

WordPressのWEBページを表示するスピードを改善して高速化してくれる機能のことです。

表示スピードを速くすることはSEO対策にも有効ですが、閲覧者も関係していることから、SEO対策から切り離して単独の機能としました。

閲覧者と検索エンジンは遅いWEBページを嫌いますが、WordPressの表示スピードは何も対策を施さないと遅いままです。

検索エンジンに高評価されてブログの閲覧者数を伸ばしていきたい場合は必須のプラグイン機能となります。

WordPressのWEBページを表示するスピードを改善する機能としては、画像表示スピードを改善したり、WEBページのコードを最適化したり、キャッシュしてくれたりするものがあります。

 

画像の表示スピードを改善するプラグインの詳細については以下でも取り上げています。

 

WEBページのコードを最適化してくれるプラグインの詳細については以下でも取り上げています。

 

キャッシュ機能を利用できるプラグインの詳細については以下でも取り上げています。

 

WEBデザイン改善

 

WEBページとして表示される画面のデザインを改善してくれる機能です。

文字のフォントを変えてくれたり、画像の見栄えをよくしてくれたり、綺麗な表を簡単に作ってくれたりします。

ただし表示スピードに大きく影響する部分でもあるので、導入する際には注意する必要があります。

カスタマイズしなくても問題はないため必須ではありませんが、見やすくておしゃれなWEBページに仕上げてくれるので、導入を推奨するプラグイン機能となります。

WEBデザイン改善機能を利用できるプラグインの詳細については以下でも取り上げています。

 

エディタ拡張

 

WordPressで記事を編集する場合に、標準提供されているビジュアルエディタを使って編集しようとすると、機能が不足しているため、テキストエディタでHTMLやCSSを直接書かなくてはいけなくなってしまいます。

プログラムに詳しい方ですと直接書いてもいいと思いますが、それでも確認作業や修正作業に時間がかかりますし、初心者ではそもそも編集ができないと思います。

標準提供されているビジュアルエディタに足りない機能を追加してくれて、編集に時間がかかることを一発で処理してくれる機能を是非導入したいところです。

記事の編集作業を単純化して、作業に要する時間を短縮することで、記事の執筆に集中することが可能となりますし、閲覧者が見るWEBページの表示スピードには影響しないプラグインがほとんどですので、導入を推奨するプラグインとなります。

 

WordPressのエディタを拡張するプラグインを以下でも詳しく紹介しています。

 

WEBサービス拡張

 

WordPressでは不足しているWEBサービスを拡張して、便利なWEBサービスを提供してくれる機能をWEBサービス拡張としています。

SNS関連のサービスと連携してくれたり、用語集やサイトマップを作ってくれたり、問い合わせフォームを簡単に作成してくれたりします。

ただこちらも表示スピードに大きく影響する部分でもあるので、導入する際には注意する必要があります。

これらのWEBサービスを提供しなくても問題ないとは思いますが、サイトとしてちゃんと成長させていくためにはほぼ必須の機能かと思いますので、導入を強く推奨するプラグインとなります。

SNS関連のサービスと連携してくれるプラグインの詳細については以下でも取り上げています。

 

SNS以外のサービスを拡張するプラグインの詳細について知りたい方は以下をご参照ください。

 

WordPressの構成ファイル編集関連

 

WordPressをカスタマイズしていく際に、構成ファイルを直接修正する必要が発生する場合があります。

ファイル転送ツールを使用して手作業で修正するのもありかと思いますが、ファイル転送ツールをレンタルサーバにアクセス可能とするように設定して、そのツールでファイルを転送するまでに手間がかかります。

SFTP等の暗号化されたファイル転送が可能なサービスであれば問題がないと思いますが、そのようなサービスが無い場合はパスワード漏洩等のセキュリティ的に不安もあります。

そのような手間や問題を解決する方法として、構成ファイルをプラグイン上で変更したり、プログラムを追加したりしてくれる機能がプラグインとして提供されています。

ただし表示スピードに影響する部分でもあるので、導入する際には注意する必要があります。

手作業でファイルを直接編集すれば解決する問題であるため必須ではありませんが、WordPressのカスタマイズに効率化がはかれるため、導入を推奨するプラグインとなります。

WordPressの構成ファイルを編集できるようにしてくれるプラグインの詳細については以下でも取り上げています。

 

プラグイン導入をおすすめする詳細機能一覧

 

主要な機能をもとにプラグイン導入をおすすめする詳細機能とおすすめ度を一覧表にしてみました。

 

機能とおすすめ度の一覧表

主要機能詳細機能機能説明おすすめ度
セキュリティ
関連
スパム対策コメントにスパムが
投稿された場合に
自動でブロック
5
SSL化WEBサイトを
自動でSSL化
5
管理画面の
不正ログイン
対策
管理画面で
不正ログインに
対する対策を
実施してくれる
5
脆弱性攻撃対策脆弱性攻撃を
防いでくれる
5
ウィルス感染
ファイル改ざん
対策
ウィルス対策や
ファイル改ざん検知
してくれる
5
運用
関連
データ移行別のレンタルサーバ
等へのWEBサイトの
移行を実行してくれる
5
バックアップ
リストア
WEBサイト全体の
バックアップと
リストアを
実行してくれる
5
メンテナンス
モード表示
WEBサイトを
メンテナンスする際に
メンテナンス中の
画面を表示してくれる
4
URL関連短縮URL等のURLを
生成してくれたり
リンク切れを
チェックしてくれたり
移転時のリダイレクトを
管理してくれる
5
データベース
最適化
データベースの
不要な領域を削除して
最適化してくれる
5
SEO
対策
関連
Google
アナリティクス
対応
Googleアナリティクス
によるWEBサイトの
アクセス解析を行える
5
Google XML
Sitemap対応
Google用に
XMLサイトマップを
自動生成してくれる
5
ブログ更新
通知関連
ブログの記事を公開
したり更新したり
した場合に各サイトに
通知してくれる
5
パンくず
リスト
表示
パンくずリストを
表示してくれる
5
表示スピード
改善
画像圧縮画像を圧縮して
WEBサイトの
表示スピードを
改善してくれる
5
HTML
JavaScript
CSSコードの
スピード改善
HTMLやJavaScript
CSSのコードを
最適化して
WEBサイトの
表示スピードを
改善してくれる
5
ページ
ブラウザ
キャッシュ
ページキャッシュや
ブラウザキャッシュの
設定を行える
5
WEB
デザイン
改善
カテゴリ表示カテゴリ表示の
カスタマイズが
可能となる
4
画像表示画像表示の
カスタマイズが
可能となる
4
ブログカード
表示
ブログカードの
カスタマイズが
可能となる
3
テーブル表示テーブルの
カスタマイズが
可能となる
3
WEBフォント
表示
WEBフォントの
カスタマイズが
可能となる
3
装飾表示WEBページに
囲み枠等の装飾を
表示してくれる
4
アイコン表示WEBページに
アイコンを
表示してくれる
4
エディタ
拡張
クイックタグ
関連
クイックタグを
入力するボタンを
追加してくれる
4
画像関連画像関連のボタンを
追加してくれる
4
機能ボタン
追加
標準では足りない
ボタンを追加して
くれる
4
WEB
サービス
拡張
SNS連携SNS関連の連携機能を
追加してくれる
4
用語集用語集ページを
追加してくれる
3
問い合わせ
関連
問い合わせフォームを
追加してくれる
5
サイトマップ
表示
サイトマップページを
表示してくれる
4
目次表示目次を表示してくれる4
マルチバイト
対応
日本語の様な
マルチバイトに対応
してくれる
5
構成ファイル
編集関連
functions.php
編集
構成ファイルである
functions.phpファイルを
編集できる
4
JavaScript
CSS編集
構成ファイルである
JavaScript、CSSを
編集できる
4
robots.txt構成ファイルである
robots.txtを編集できる
4
.htaccess構成ファイルである
.htaccessを編集できる
4

 

上記の詳細機能を網羅していれば、ほぼ不自由なくWordPressを運営していくことが可能と考えています。

 

まとめ

 

WordPressの運営に必要な主要機能からブレイクダウンしてプラグイン導入する詳細機能の整理を行うことで、網羅的かつ無駄のないプラグイン機能の導入が可能と考えています。

 

また実際導入するプラグインの選定に必要な要素としては、そのプラグインが日本語化対応されていて使いやすいか、多くのユーザーに利用されているか、頻繁に更新されていて最新バージョンに適応されているか、実際に使用して表示スピードに影響ないか、そのた不具合がないかを基準にしたいと思います。

 

テーマもそうですが、プラグインは将来的な機能トレンドの移り変わりや環境の変化によって使えなくなったりもするため、その時々でおすすめするプラグイン機能が変わってしまいます。

 

おすすめするプラグイン機能が変更となった際には、随時訂正をアナウンスしていきたいと思います。

 

WordPressのプラグイン導入に不安を抱えている方の参考となれば幸いです。

 

最後に、全体的なWordPressのおすすめするプラグインについて知りたい方は以下でまとめて紹介していますので参考にしてください。