WordPressの運用系プラグインを導入したいけど、どんなプラグインを導入すればいいのでしょうか?

 

普段はあまり使用する機会が無いと思いますが、トラブルに見舞われた際やメンテナンスが必要となる際には、必ずと言っていいほど運用系のプラグインが活躍します。

 

今回は、そんな運用系のプラグインを機能面にフォーカスして比較していきたいと思います。

 

こんな方に読んで頂けると参考になるかと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • WordPressの運用としてはどういった運用が必要となるのか知りたい方
  • WordPressの運用系プラグインにはどのような機能があるのか知りたい方
  • WordPressの運用に有効なプラグインはどれなのかを知りたい方

 

そもそもWordPressのプラグインにはどのような機能があるのか知りたい方は以下を参照してください。

 

それでは早速比較検討していきたいと思います。

 

■目次(読みたいタイトルをタップ、クリックすることで移動できます)

はじめに

 

WordPressの運用としては主に以下の3種類の運用が必要となります。

  1. バックアップ、リストア関連の運用
  2. メンテナンス関連の運用
  3. URL関連の運用

 

それぞれの運用について簡単に説明したいと思います。

 

バックアップ、リストア関連の運用

 

WordPressの障害対応の観点から、事前に環境保全を行ったり、障害時には以前の健全な状態に普及を行ったり、レンタルサーバーの移転に伴いデータの移行を行ったりする必要があります。

 

この運用を怠ると障害発生時に復旧が出来なくなったり、データ移行が出来なくなったりして、ブログ運営が継続できなくなる可能性も出てきてしまいます。

 

メンテナンス関連の運用

 

障害発生時の緊急メンテナンス時や、定期的なメンテナンス時にブログサイトの閲覧を停止する必要が出てきます。

 

そういった際に、メンテナンス中をお知らせするページを表示させたりする必要があります。

 

通常メンテナンスモードと言いますが、このメンテナンスモードにしておかないと、閲覧者に不用意にエラーページを見せてしまうことになってしまいます。

 

URL関連の運用

 

URLとは、簡単に説明するとインターネット上のWEBページの住所を表しています。

 

そのURLを変更する必要があったり、そのURLが間違っているかを確認する必要があったりします

 

例えば、ブログをサブドメインで運営していたが、独自ドメインに変更したいときには、このURLを変更する必要があります。

 

Twitter等のSNSにURLを投稿するときに、かなり長いURLを短縮して表示させたいときがありますが、その際にもURLを変更する必要があります。

 

またそのURLが間違っていると、目的のWEBページにたどり着けないといった問題が発生するため、そのURLが有効でWEBページが正常に表示できるかを確認する必要があります。

 

各運用別のプラグイン比較検討

 

それでは、それぞれの運用項目にフォーカスししながら各機能を簡単に説明していきます。

 

そして評価基準と合わせて比較して、最適なプラグインを選定していきたいと思います。

 

バックアップ、リストア関連の詳細機能

 

パックアップ、リストア関連の詳細機能について説明します。

 

バックアップ

バックアップとは、WordPress全体のデータを丸ごとコピーして保存してくれる機能です。

手動でバックアップを取るとなると、FTPツールを準備してWordPressがインストールされているフォルダをローカルにダウンロードしてきて圧縮してという感じで結構煩雑な作業を行う必要がありますが、この機能を利用することで省略できてしまいます。

ですので、プラグインで是非導入したい必須の機能となります。

 

リストア

リストアとは、バックアップで保存したWordPress全体のデータを既存のフォルダに丸ごと上書きして、バックアップ時点の状態に復旧してくれる機能です。

こちらも手動でリストを行うとなると、FTPツールを準備してローカルに保存しておいたバックアップファイルをWordPressがインストールされているフォルダにアップロードして解凍してといった煩雑な作業が伴いますが、この機能を利用することによって一発でリストアが可能となります。

こちらも導入したい必須の機能となります。

 

データ移行

ステージング(テスト)環境を本番環境とは別に設けたいときや、レンタルサーバーのお引越しの際に、WordPressのデータを移行したい時があります。

そういった際にURL等の設定値を変更しても問題が発生しないようデータ変更(マイグレーション)してくれて、データをエクスポートしたりインポートしたりする機能となります。

手動で行うとなると、かなり煩雑な操作を行う必要がでてきてしまうため、この機能を利用しないとほとんどうまくいかない可能性があります。

ほぼ必須機能といって過言ではないと思います。

 

データベース最適化

WordPressのデータベースの最適化を行ってくれる機能となります。

通常WordPressのデータベースは使用していくうちに不要なデータ領域が増加します。

その不要なデータ領域を発見して、削除してくれる機能となります。

不要なデータ領域を削除することによって、WEBページの表示スピードが改善したり、保存データ容量が縮小したりすることが可能となります。

できれば導入したい機能です。

スケジュール対応

定期的に実行する様スケジューリングしてくれる機能となります。

自分で実行するとなると忘れてしまう可能性がありますが、このスケジュール機能があると自動的に実行してくれるようになるので、とても便利です。

手動で忘れないように実行すればいいので必須の機能ではないですが、できれば導入したい機能です。

 

保存先変更

バックアップデータの保存先を変更できる機能です。

通常はWordPress配下の決められたディレクトリに保存されるのですが、それを自分のPCやクラウドストレージ等に保存先を変えることができます。

こちらの機能もあると便利な機能となります。

 

メンテナンス関連の詳細機能

 

メンテナンス関連の詳細機能について説明します。

 

メンテナンスモード表示

メンテナンス時や障害発生時に、通常のWEBページのかわりにメンテナンス専用のWEBページを表示させる機能です。

ほぼ必須の機能となります。

 

レスポンシブ対応

スマートフォン等の端末に最適化したWEBページを表示させることができる機能です。

WEBページをスマートフォンで綺麗に表示させたい場合は必須の機能となります。

 

ロゴ表示

メンテナンス専用のロゴを表示させる機能ですが、無くても特に構いません。

 

背景画像表示

メンテナンス専用の背景画像を表示させる機能です、無くても特に構いません。

 

カウントダウン

メンテナンスが終了するまでの時間をカウントダウンする機能です。

こちらも特になくてもいいと思います。

 

SNS表示

言葉のとおり、メンテナンス専用の画面にSNSボタンを表示する機能となります。

こちらも特に必須ではありません。

 

お問い合わせ表示

言葉のとおり、メンテナンス専用の画面にお問い合わせを表示する機能となります。

こちらも特に必須ではありません。

 

カスタムCSS

メンテナンス専用のCSSを設定できる機能です。

こちらも特に必須ではありません。

 

ページ除外

メンテナンスページを表示させないWEBページを指定することができます。

こちらも特に必須ではありません。

 

プレビュー画面

メンテナンスページを有効にする前に事前にページを確認できる機能です。

あると便利な機能となりますが、必須ではありません。

 

GoogleAnalytics対応

メンテナンスページに訪れたユーザーの統計情報をGoogleAnalyticsで取得する機能です。

こちらもとりたい場合はあると便利かと思います。

 

URL関連の詳細機能

 

URL関連の詳細機能について説明します。

 

リダイレクション

リダイレクションとは、あるURLのWEBページへアクセスした際に、そのURLとは別のURLのWEBページに閲覧者を誘導する機能のことです。

WEBサイトの引っ越しの際やURLのリンク切れなどの対応に必要な機能となります。

 

ショートURL

短縮したURLを生成する機能です。

生成した短いURLにアクセスすると通常の長いURLにアクセスするできる機能となります。

こちらもほぼ必須の機能となります。

 

リンク切れチェック

サイト内のURLのリンク切れをチェックしてくれる機能となります。

URLのリンクが切れてしまうと正常にWEBページへアクセスできない状態となります。

サイト運営には必須の機能となります。

 

プラグインの比較選定基準

 

プラグインの選定については、基本的に以下の観点で比較し選定していきたいと思います。

 

WordPress.orgの公式ホームページ上に登録されているか

公式ホームページ上に登録されていることで、一応は審査されているプラグインとなるのである程度信頼できるプラグインかどうか判断できます。

 

評価の星の数が多いか

公式ホームページ上で利用しているユーザーの評価者の数と評価の星の数が表示されています。

なるべく多くの評価者が高い星の数を付けているプラグインを選びます。

 

アクティブダウンロード数が多いか

公式ホームページ上で利用しているユーザのダウンロード数がわかります。

ダウンロード数が多いプラグインの方がユーザーに支持を得ていると推察できますので、なるべくダウンロード数が多いプラグインを選びます。

 

最新バージョンと互換性があるか

WordPress本体の最新バージョンに対応しているかを確認します。

WordPress本体のバージョンが上がっているにもかかわらずプラグインの対応がなされていない場合は、そのプラグインはあまり更新されておらず、バグ修正もあまりなされていない可能性があります。

ですので、WordPress本体のバージョンに対応しているプラグインを選びます。

 

日本語対応しているか

やっぱり設定ページの文言等は日本語で表記されている方が分かり易いです。

なるべく日本語対応されているプラグインを選びます。

 

 

機能と評価基準をもとにしたプラグイン比較一覧

 

実際の機能と評価基準をもとに各プラグインを比較する一覧表を作成しました。

 

バックアップ、リストア関連のプラグイン比較表(その1)

プラグ
イン名
UpdraftPlus
WordPress
Backup
Plugin
WP-OptimizeAll-in-One
WP
Migration
バック
アップ
×
リストア×
データ
移行
×
有料版
で提供
×
容量に
制限有
データ
ベース
最適化
××
スケ
ジュール
対応
×
保存先
変更
×
公式HP
登録
評価数27949454726
評価の
星の数
555
アク
ティブ
ダウン
ロード
1,000,000+700,000+1,000,000+
最新
バージョン
との互換性
日本語
対応
総評

 

バックアップ、リストア関連のプラグイン比較表(その2)

プラグ
イン名
Duplicator
– WordPress
Migration
Plugin
BackWPup
– WordPress
Backup
Plugin
バック
アップ
リストア
データ
移行
××
データ
ベース
最適化
××
スケ
ジュール
対応
×
有料版
で提供
保存先
変更
×
有料版
で提供
公式HP
登録
評価数1808791
評価の
星の数
54.5
アク
ティブ
ダウン
ロード
1,000,000+600,000+
最新
バージョン
との互換性
日本語
対応
×
総評

 

メンテナンス関連のプラグイン比較表

プラグイン名Coming Soon
Page
&
Maintenance
Mode
by SeedProd
MaintenanceWP
Maintenance
Mode
メンテナンス
モードの表示
レスポンシブ
対応
×
ロゴ表示×
背景画像
表示
カウント
ダウン
×
SNS表示××
お問い
合わせ
表示
××
カスタム
CSS
×
ページ除外
プレビュー
画面
××
Google
Analytics
対応
公式HP登録
評価数3739208222
評価の
星の数
54.54
アクティブ
ダウンロード
700,000+400,000+600,000+
最新バージョン
との互換性
日本語対応×
総評

 

URL関連のプラグイン比較表

プラグ
イン名
RedirectionShortlinks
by
Pretty Links
– Best
WordPress
Link Tracking
Plugin
Broken
Link
Checker
リダイレク
ション
××
ショート
URL
××
リンク切れ
チェック
××
公式HP
登録
評価数39214412
評価の
星の数
44.54
アクティブ
ダウンロード
1,000,000+200,000+7,000+
最新
バージョン
との互換性
日本語
対応
××
総評

 

運用系プラグインの比較結果

 

比較した結果としては以下の通りです。

 

バックアップ、リストア関連

 

まず、「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」ですが、ユーザーの評価が高く、多くのユーザーに利用されていて、日本語対応もされています。

また、「WP-Optimize」も同じ開発元となっており連携が可能です。

WP-Optimizeはデータベースの最適化を行ってくれるので、両方のプラグインを導入することでほとんどの機能は網羅できてしまいます。

両方のプラグインを合わせて利用することで、総評を〇としました。

ただし、データ移行の機能は有料版でのみ提供されている機能となりますので、フリー版を使う場合は別途データ移行用のプラグインを導入する必要があります。

データ移行の機能が充実しているのが「All-in-One WP Migration」となります。

こちらもユーザーの評価が高く、多くのユーザーに利用されていて、日本語対応もされています。

こちらを使ってみましたが、URL等のデータ置換も容易に行ってくれるのでかなり使い勝手がいいです。

総評を〇としています。

 

その他にアクティブダウンロード数の多いプラグインとしては、「Duplicator – WordPress Migration Plugin」がありますが、機能が少なく日本語対応もされていないのが残念です。

総評を△としました。

 

「BackWPup – WordPress Backup Plugin」についても日本語対応されているプラグインとなりますが、細かい設定ができるのですが、逆に細かい設定が初心者にとってはとっつきにくく感じてしまいました。

やはり設定項目はシンプルで分かり易いのがいいですよね。

総評を△としました。

 

メンテナンス関連

 

まず、アクティブダウンロード数と評価が高い「Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd」については、機能が充実してはいるのですが、日本語対応されていないので初心者にはとっつきにくい印象です。

総評を△としました。

 

次に「Maintenance」ですが、他のプラグインに比べて若干少ないです。

シンプルなメンテナンスページでよければ全然問題なく使えると思います。

 

総評を△としました。

 

最後に「WP Maintenance Mode」ですが、日本語対応されていて機能も多いプラグインとなります。

使ってみた感じとしては、こちらのプラグインが一番使い易い感じがしました。

よって総評を〇としています。

 

URL関連

 

「Redirection」は、URLをリダイレクションしてくれるプラグインです。

アクティブダウンロード数も多く日本語対応されています。

リダイレクション機能では他に目立ったプラグインは見つかりませんでした。

総評を〇としています。

 

「Shortlinks by Pretty Links – Best WordPress Link Tracking Plugin」は、ショートURLを作成できて、しかも管理できてしまうプラグインです。

日本語対応されていませんが、ショートURL機能では他に目立ったプラグインは見つかりませんでした。

総評を〇としています。

 

「Broken Link Checker」は、URLのリンク切れをチェックしてくれるプラグインです。

日本語対応されていませんが、リンク切れチェック機能では他に目立ったプラグインは見つかりませんでした。

総評を〇としています。

 

まとめ

 

比較して評価した結果としては、WordPressの運用系プラグインとしては以下のプラグインをおすすめします。

おすすめするWordPressプラグイン
  1. UpdraftPlus WordPress Backup Plugin
  2. WP-Optimize
  3. All-in-One WP Migration
  4. WP Maintenance Mode
  5. Redirection
  6. Shortlinks by Pretty Links – Best WordPress Link Tracking Plugin
  7. Broken Link Checker

 

全体的なWordPressのおすすめするプラグインについて知りたい方は以下でまとめて紹介しているので参考にしてください。

 

実際のプラグインを使用した運用例

 

自動バックアップおよびリストアの方法について以下で詳しく説明しているので参考にしてください。

 

ドメイン移行の方法について以下で詳しく説明しているので参考にしてください。

 

データベースを自動で最適化する方法については以下で詳しく説明しています。

 

WordPressの運用系プラグインを導入する際の参考にして頂けると幸いです。

 

今回おすすめしたプラグインについて

 

今回おすすめしたプラグインの公式ホームページへのURLを載せておきますので、よろしかったらどうぞ。